PSPモンスターハンターポータブル2nd 感想

 
 
前作よりも、長い時間遊んだのでレビューを書きますっ!
 
 

ジャンル:アクションゲーム
販売元:カプコン
発売日:2007年2月22日
CEROレーティング:「C」(15歳以上対象)
定価:5229円
リンク:PSPモンスターハンターポータブル2nd 公式サイト

 

オンラインにより、追加クエスト・その他要素をダウンロード可能。
ソフトを所有する人達と集まって、ワイヤレスでパーティプレイも可能です。
 
 
※以降、前作はMHP、今作はMHP2ndと記載
※ネタバレはありません。購入の参考に閲覧ください。※
 
 

 

★5つで満点。

[総合]★★★★☆ (男性向けですけどね)

[音楽]★★★★☆ (自然を感じさせつつ、緊張感・興奮を煽る)
[映像]★★★★★ (これはPSPじゃないと出来ない)
[システム]★★★★★ (細かい配慮が素晴らしい)
[難易度]★★★☆☆ (初心者に歩み寄り)

 

 
 
 
●過激な表現に対する注意書き
 
CEROレーティング「C」(15歳以上対象)という事なのですが、
どういう感じかと言いますと、大きな恐竜に襲われたり、大きな虫に襲われたり、
生き物に切りつけたら、大量の血(体液)が飛び散ったりという表現が
されています。
 
人によっては抵抗感を感じる表現なのかもしれません。
…かくいう私も前作MHPを遊んだ時は
 
「うわぁ…かわいそう!(特に草食恐竜系を倒す際)」
 
と思いました。
 
MHP2ndは、ゲームのプレイを始めようとすると、告知文が表示されます。
内容としてはこんな感じです。
 
 

このゲームにはグロテスクな表現も含まれています。
未成年の方のプレイの際は、対象年齢を確認されてください。
保護者の方は成長過程にある子供さんへの配慮をお願いします。

 
 
一瞬表示されて、すぐ消えてしまうので文章を丸まま記載
できませんが、このような配慮がされています。
 
このような文章を掲載する効果はあるのだろうか?
と思われてしまいそうですが、あるのと無いのとでは印象が
大違いです。心配りが嬉しかったです。 
 
 
 
●土台はPS2モンスターハンター2ですが
 
今回の最初のフィールドは雪山。
雪山というのは、PS2モンスターハンター2で初めて登場した
フィールドなのですが、その他にも登場するフィールドは
全て前作MHP・PS2モンスターハンター2と共通だったりします。
 
また、登場する生き物も殆どが過去の作品に登場している
キャラクターなので、歴代シリーズを遊ばれている方には
物足りなさ・飽きのようなものもあるかもしれません。
 
 
ですが、PSP版として発売されたこのソフトには、その事実が
あったとしても「面白い!」と感じさせる工夫が細かく織り込まれています。
 
それは、システム部分の快適性・携帯ゲーム機向けへの対応の良さです。
 
 
まず、MHPになかったシステムを紹介します。
 
 
  • BGロード
バックグラウンドロードであります。
フィールドを表示させている間に、ある程度他のフィールドを読み込んでおく
という仕組みなのですが、探索中のローディングの短縮は、プレイを快適にしてくれます。
 
どれくらい短くなるかな?と思い試してみたのですが、プレイしていて
「あ、やっぱり短くなってるな!」
と、気付かされるくらいです。強烈に短くなるというわけでは無いですが、
待ちきれない人には待望の実装だったかもしれません。
 
このモードを選択すると、消費電力が大きくなりますので、
取り扱い説明書でも「アダプタ装着の上でプレイ」をオススメされています。 
 
 
  • トレジャーの1人プレイ 
MHPの時には、2人じゃないと遊べなかった「トレジャー」と言われる
モードがあります。
 
これは、ポイントが付いている特殊なアイテムを集めるタイプの依頼なのですが、
これがMHP2ndでは1人でも遊べるようになりました。
 
このモードはアイテムが持っていけない代わりに、フィールド上で
色々な収集品・アイテムを拾う事が出来ます。
 
ということは、お金が無い時にプレイすればアイテムを安く集める
事が出来たりもします。成功報酬もありますから2倍楽できちゃいます。
1人で遊ぶことが多い私にとっては、ありがたいモードであります。
 
 
  • 小型アイテムボックスの設置
アイルーキッチン・農場・集会所に小型アイテムボックスが置かれています。
これは、自宅にあるアイテムボックスのアイテムだけ出し入れ出来るver.です。
(自宅にあるアイテムボックスは、装備品の出し入れも出来る)
 
今までは、何か忘れ物をした際は自宅に戻らないといけなかったのですが、
その手間を今回は省くことが出来ます。
 
ちょっとした事なのですが、ローディングがあるMHP2ndにとっては、ちょっとした
事がハンティングに当てられる時間の増加に繋がるので、良い改善点だと
思いました。
 
 
  • トレニャーによるアイテム収集 
アイルーというネコ(みたいな生き物)が、ポイントを支払うことで色々な所に
プレイヤーよろしく冒険に出てくれます。クエストを1つクリアする頃には
農場に戻ってきて、色々な収集品を渡してくれます。
 
今までは、収集品を自分で集めるしかなかったのですが、これにより
少しですが、アイテム収集が効率的に行えます。
 
ちょっとした時間に遊ぶ方にとっては、嬉しい機能ですね。 
 
 
 
MHPの時もそうだったのですが、据え置き型(PS2版)では、
「時間経過」という概念があったのですが、携帯ゲーム機ver.では、
クエストの際に自動で時間も指定されるような形になっているので、
「その時間になるまで待たないといけない…!!」
という事がありません。
 
これも、携帯ゲーム機ゆえの手軽さを考えた上での、変更部分なのでしょう。
 
あと、村長クエストの序盤がかなりレベルを引き下げていると思います。
MHPを遊んだ時は、こんなに簡単にいかなかったはず…です。
 
簡単になった村長クエストの最初の方と、訓練所の「初心者講習」を併せて
受ければ、モンスターハンター初心者でも、ハンティング生活の楽しさを
実感できることと思います。
 
フィールドに出た際の、収集品の集まりも良くなっていると思うので、
武器・防具の生産もすぐ始められると思います。
…そうです。自分で装備する・使うものは集めた収集品から作り出す
ゲームなんですよ、コレ。
 
 
「面倒くさい」のひと手間が、実際にそこで生活しているような楽しさを
プレイヤーに与え、キャラクターに愛着を持たせていると感じています。
 
 
ここまで書いてきましたが、PS2モンスターハンター2が基になって
いるからと言って、このソフトを見逃すのはちょっともったいない気がします。
携帯ゲームソフトとしての完成度はかなりのものですから。
 
マニアックなプレイを目指すのであれば、PS2版かもしれませんが、
さくっと遊ぶなら断然PSP版だと思います。
 
 
 
●1人で遊んでも大丈夫?
 
皆で遊ぶのが楽しい!と、散々言われるモンスターハンターシリーズですが、
1人で黙々とキャラクターを鍛えるのも楽しいです。
 
ボスモンスターを倒せなかった時に、1人で勝つにはどうしたらいいのか?
というのを考える面白さは、集団プレイにはない部分だと思います。
当然の事ですが、その分難易度は上がります。ですが、いつか集団プレイ
する際の手助けになる場合もありますし、無駄にはならないと思います。
 
また、このゲームの基本は「狩り」ですが、収集品を加工する「調合」なども
種類が豊富で楽しいです。
 
村長クエストなども数が多く、遊び応えもありますし、インターネット経由で
ダウンロード出来る特別なクエストもあるので、どこまでも自分のプレイテクニック
を追求出来ると思います。
 
 
それこそ、本当に野山に放り出された冒険者の如く、自分をいじめて
鍛え上げる醍醐味を味わえることでしょう。
 
 
 
●オンライン(共同プレイ)モードは実装されるのか!?
 
PC版・PS2版では、インターネットを経由して、ゲームプレイヤー同士の
共同プレイを楽しむ事が出来るんですけど、MHP2ndではオンラインでの
共同プレイは出来ません。
 
同じPSPゲームソフトで言えば、コナミさんから発売中のメタルギアソリッド
ポータブル オプスがオンライン対戦を実装されていたりするので、
PSPでも実装出来ないわけでは無いと思うのですが、すでに2媒体で
オンライン対応になっているからこそ、PSPは「持ち寄って遊ぶ」位置付け
なのでしょうか?
 
これで、オンライン共同プレイも実装されてしまえば、PSPゲームソフトとしては
完全無欠になってしまいますけどね。 
 
 
 
 
●総評
 
「襲ってこない生き物も狩るなんて…」
と、心優しい方は思われるかもしれませんけど、生きるためには
実質無害であっても、頂戴しなければならない事ってありますよね。
 
普段の生活では気付きにくいですが、人間は色々な生き物・存在から
生きる為という名目で、様々なものを搾取しています。
(それは時として、対人間の時もありますが) 
 
その際、少しでも
「ありがとう。大切に使います。」
という気持ちが持てるでしょうか?
昨今、その原型が見えない故に、そういう感謝の気持ちが薄れている
部分があります。
 
このゲームで遊ぶことで、生き物を倒して、
その生き物から収集品を剥ぎ取る時に 
「かわいそう…でも、お前の分生きるからな!」 
と、思えたら、これもある意味良い教育なのかもしれませんね。
 
 
総評は、★4つでした!
遊び心地の部分では完成形になりつつありますけど、もし次回作が
発売されるなら…どのような事を仕向けてくるのかを期待しつつの4つですっ。
 
 
 

押してもらえるとやる気が出るそうです

あーにゃ
あーにゃです。テレビゲーム好きが高じて、遊んだゲームソフトの感想を記すことが好きです。子どもがいますので、子どもとゲームの付き合い方に一家言あります。テキスト作成でご依頼ありましたら、メールフォームからお問い合わせください。

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