PS2「Ever17」 感想

PS2「Ever17」を紹介します。

ever17 ~the out of infinity~

ジャンル:恋愛アドベンチャー
販売元:キッド
発売日:2002年8月29日
CEROレーティング:なし(個人的に15歳以上推奨では?)
定価:6,800円(税別)
リンク:公式サイト

海中テーマパークで起こる、突然の事故。
閉じ込められる運命の人達。その人達を巡る
物語が描かれた作品です。

※ネタバレはありません。購入の参考に閲覧ください。※

★5つで満点。
[総合]★★★★☆ (全てのエンディングを見た後の読了感)
[難易度]★★★★☆ (1つの選択肢を間違うだけで…)
[操作性]★★★★★ (一般的なテキストアドベンチャーとして◎)
[音楽]★★★☆☆ (オープニング・エンディング曲は良い)
[物語]★★★★★ (複雑で難解ながら、分かれば楽しい)

●独特のプレイ感覚に戸惑うけど

恋愛アドベンチャーとしては、珍しいのかどうか分かりませんが、
主人公の独特な位置づけにより、戸惑う所が多いです。
物語の見え方が全く異なり、展開も大幅に変わって
しまうので、とりとめのない話を読まされているような
感覚に陥ると思います。

ですが、様々なエンディングを迎えていくことで、
物語の本質に確実に近づいていきます。
逆に言えば、全てのエンディングを見なければ、
この物語の本質を捉えることが出来ないという
ことになります。

●プレイヤーの没入感を邪魔する…

まず一番最初に遊んだら、プレイヤーの殆どが
独特の言葉に戸惑うことと思います。作中に「ドイツ語」が
たくさん出てくる為、強い違和感を覚えると思います。
物語を進める中で、この感覚に慣れないと、
物語の世界へとなかなか入り込めないと思います。

ですが、数回プレイするうちに、徐々にその言葉の
示すものなどが理解できるようになります。

これは、作中に出てくる思想についてもそうで、
最初に触れた際は「ウーン」と思ってしまうかも
しれませんが、徐々に分かるようになると思います。
分かったら、物語が俄然楽しくなりますね。

上記に挙げた例に限らず、この作品は、どこか
説明めいたテキストが多く、煩わしく感じる
人もいるかもしれませんが、それらは緻密に
重なり合い、ひとつの線を結んでいるので、
頑張って進めてほしいと思います。

●その他

6年前に発売された作品ですが、イラストも綺麗で、
操作周りも遊びやすく出来ていると思います。
個人的には、セーブから再開した際に読み進めた
所までではなく、その少し前のあたりから始まる
ことが何度かあった所がしっかりしていたらなぁ。
と、感じましたが、それ以外の操作面では特に
問題があるようには感じませんでした。

音楽も、可もなく不可もなくという感じですが、
オープニング曲とエンディング曲は、その歌を
聞く時の気持ちを盛り上げる役割を達成している
あたり、気合が入っているな~。と、思いました。

キャラクターの声優さんも熱演されていて、
ボイスを聞いていてジーンとする時もありました。

●総評

理知的な話、説明っぽい文章が苦手な人には
おすすめ出来ませんが、それらがクリア出来るなら
★4つです。逆にそれらが苦手な人は★3つに
なるかもしれませんが、最後の最後の達成感は
数ある恋愛アドベンチャーでも中々見られない
ものではないでしょうか?

廉価版ソフトも発売されていますし、発売されてから
期間が開いていますので、手頃なお値段で遊ぶ
ことが出来ると思います。

押してもらえるとやる気が出るそうです

あーにゃ
あーにゃです。テレビゲーム好きが高じて、遊んだゲームソフトの感想を記すことが好きです。子どもがいますので、子どもとゲームの付き合い方に一家言あります。テキスト作成でご依頼ありましたら、メールフォームからお問い合わせください。

コメントを残す