ゼノギアスコンサートの感想

とても心に響くものを与えられた時に、まず、それをどう誰かに伝えようと考えるのですが、その日、終演後は、ただ立ち尽くして一切の思考が止まりました。

今思えば、美しい時間の終わりを惜しみ、愛おしんでいたのでしょう。

様々な音楽のオーケストラコンサートに伺い、音楽を楽しませて頂くのですが、その中。ゼノギアスのオーケストラコンサートがこれほどに私の胸の中で「美しい」と残ったことの要因を1日かけて考えていました。私にとって、その理由は「ゲームに完全に寄り添った」ことにあるのではないかと思います。

ゲーム音楽のコンサートでは、ゲーム作中の音楽が演奏されるだけで有難いという印象が先に立ち、もうそれだけで聴く側として100点満点なのですが、演出や音楽的表現は二の次・三の次になっていることが少なくありませんでした。それが、今回のゼノギアスコンサートの場合、楽曲の順序(構成)、演出に至るまで、完璧にゼノギアスのゲームを感じられたのです。

曲の順序は、ゲームの始まりから終わりに至るまでという、ひとつのゲームの流れを大切にされていることがすぐ理解できました。個人的に舞浜アンフィシアターの光による演出が素晴らしかったです。色のある光の演出。。。。は何にせよ特別なものではありますが、この、舞浜アンフィシアターの場合、楽曲の流れに合わせた細やかな色のある光の明滅・方向が曲・ゲームのイメージを心地よく表現していると感じることが出来ました。

ついでに、舞浜アンフィシアターの半円状の舞台。。。。。
偏ったホールの席配置の場合、どうしても音のバランスが崩れる席が出るのですが、このホールの場合概ね万遍なく聴く側が程よい音を受け止める環境がありました。舞台から席に近い・遠いという所が気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、オーケストラコンサートの場合、ホール内で演奏される音が偏らず聴くことが出来るというのは大切で、舞浜アンフィシアターの場合、大きな偏りはなかったのでは?と考えています。

そして、洗練され、まとまりのある演者さまの音!!
ゲーム音楽の演奏になると、激しい音楽の場合、どうしても主旋律のラインが強くなりすぎている傾向があったのですが、今回の演奏会の場合は、主旋律を際立たせながらも、ひとつの音楽としてのまとまりがありました。。。。。。だからこその、1曲目の素晴らしさ!ボーカルが入りながら、それらも生き・演奏も生きるという、そして互いの演奏が主張しすぎるしつこさもない。電気楽器も入りながらの調和も素晴らしかったです。

聴いていると、始まりと終わり。。。ゼロとイチ。生と死。そういったものがこの演奏会にはあるように感じられました。。それを、どう言葉で形容すればよいのか分からず、悩みましたが、これは”神のささやき”だと思えました。天使の声という表現もありますが、ゼノギアスというゲームを考えても、先の言葉が適当だと私は確信しました。”神のささやき”なのです。強い意志を感じ、それを強要しない。さりとて、平凡な身はただ屈服し、その片鱗に触れられる僥倖に感謝するしかない。。。。ああ、やっぱり表現できない。。。。存在しないものを感じさせてくれる。。。そういう演奏会だったのです!

帰路につき、何度も、何度も、昨日の演奏会を振り返り、時間経過とともに消えていく仔細な情報を反芻して。
ゼノギアスの演奏会が、ゲームでないのにその手触りを感じさせてくれた演奏会であること。これこそが、ゲーム演奏会として至高と思えた理由でしょう。そういう演奏会に足を運べたありがたさ。できれば、この演奏会がゼノギアスを好きな人全てに届くとよいと願います。

今回、本当に、この演奏会に足を運べて幸せでした。
ありがとうございました。(後日撮影した写真も併せて掲載します)

=====ここから追記(2018/04/10)=======

追記ついでに先述のテキストがあまりにも雑だったので、手直ししました。。。。表現したいことがあると煩雑になる癖は、いつまでたっても抜けませんね。。。。

私は、初演の4/7(土)昼公演に行きました。
先行の物品販売が11時~と聞いていたので、11時に舞浜駅(ディズニーリゾート的イメージ駅)に到着し、そこから徒歩でアンフィシアターに向かったのですが。。。。
この日は風が大変強く、吹き飛ばされそうな中(本当に、大人でもよろけるくらいの強風でしたよね!!!並ばれていた方々お疲れ様でした)、すでに沢山の方々がいらっしゃいました。

これは11時半くらいの様子。

物販はオーダーシートに希望の点数を記入して、商品確認→お会計という形でした。(クレジットカードでの支払いも可)
このポスターが格好よかったですよね。

ロビーにはゼノギアスの様々な展示が。。。。あったのですが。。。。

人!!!

性別だと大体男女同じくらいの割合。年齢は20代後半から40代が中心で、それよりも若い人たちもいましたし、年齢が上の方も結構いらっしゃいました。さすが20周年。時の流れが見えます。。。。

発表されたフィギュアが展示されていたり、ポスター裏にイラストが描かれていたり、

こういった

資料もたくさん展示されていました。


とにかく本当にたくさんの人で、展示をゆっくり見るという環境ではありませんでしたが、ゼノギアスを愛する方々の熱を感じました。

5 人がよいねしてくれました

あーにゃ
あーにゃです。テレビゲーム好きが高じて、遊んだゲームソフトの感想を記すことが好きです。子どもがいますので、子どもとゲームの付き合い方に一家言あります。テキスト作成でご依頼ありましたら、メールフォームからお問い合わせください。

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