情報媒体に出来ること

昨日、Twitter上であるゲーム雑誌編集に関わる人のツイートがゲーム関係に関心のある人たちの間で話題になっていました。

ツイートの主旨は以下のようなものでした。

近年ゲーム会社主導の情報発信が増えている。情報媒体に最新情報を提供する前に公開されるのは如何なものか。餅は餅屋に任せるのが良いのではないのか。

餅は餅屋…何事においても専門的なものごとは専門家に任せることが一番。という例え。

確かに、インターネットの高速化・普及・情報発信ツールの発達により、ゲームメーカー自体が様々な情報を発信する機会は以前よりかなり増えました。ネットが一般的になる前、コンピューターゲームやゲームセンターの情報というものは雑誌でしか手に入れることが出来ませんでしたし、当然それら紙媒体が貴重な情報源でした。

そのような時代を経て、様々な情報媒体が入り乱れる昨今。。。。果たしてゲーム雑誌やゲーム関連の情報を取り扱うサービスに価値はあるのでしょうか?

公式さんの情報は確実

今でも度々あるのですが、自身が直接目にしていない情報があるとします。それを他人から又聞きした際、そこには確実に自分が目にする状態とは異なる雑音が混ざります。多種多様な情報に日頃から触れている人でしたら察しがつくと思いますが、情報伝達に他人が介在する以上、どのような媒体であれ、その”他人”の主観が入ります。意図しないものであったとしても、使われる言葉・表現によって何かしらの飾りが入るのです。それを私は、情報そのままの「形」に対しての「雑音」と認識しています。

これはゲーム雑誌・ゲーム関連の情報サービスに限らず、様々な場所で「雑音」も含めて「情報」として流通しているので珍しいことではありません。

インターネットを通じて、様々な情報交換がなされることによってハッキリしてきた例として、国会の答弁を都合よく切り貼りして、実際の議論とは違う方向に問題を見せようとしたり、意図的にどちらか一方が悪者のように見せるシーンがテレビを含め存在します。陰謀論は好みませんが、国会中継を眺めていれば、その日の夜の報道番組での扱われ方の違いに憤ることも多々あります。これが現実です。

ゲーム関係の情報でも、実際はよく作られたゲームなのに焦点が当たらなかった。情報媒体では「面白い!」と太鼓判を押されたゲームが良い作りではなかった。。。。ということもありました。今はどうなっているのか知りませんが。。。。

そういう時流を眺めていると「とりあえず、公式の情報を確認しておけばよいだろう」という心理になるのは自明の理ではないでしょうか。

だからと言って、ゲームメーカーさんの情報だけで満足できるのか?と言われると、そうでも無いのですが。。。。。。又、ゲームメーカーさんの情報は明らかに自社商品を売る為の販促情報の側面も存在しますから、都合の悪い情報は後手になることもあります。。。。結局のところ、情報の受け取り方は提示された情報の50%程度を頭に入れて、違うこともあるだろう。。。と、心に予防線を張ることが大切だと考えます。。。。。

これからのゲーム雑誌/ゲーム関連情報サービスに期待していること

この人口減少の日本において、有能な働き手が確保しづらいことは分かっていますが。。。。それでも、ゲーム情報媒体にはなくなってほしくないと思っています。

どれだけ、ゲームメーカーさんが独自に情報を発信したとして、それは広いアンテナを持ち続けることが出来る情報通にしか届きません。SNSサービスで、こういった情報の斜め読みは行いやすくなりましたが、紙媒体に掲載される情報の斜め読みもまだ求められているものだと思います(そこに掲載されてる情報の真偽はともかく)。基本的に私はゲーム雑誌を購入しませんが、これから始まるE3など、膨大なゲーム情報が短期間で流れた際はやはり紙面で情報を確認した方が落ち着きます。

また、メーカーさん発の新規情報のポイントを丁寧に整理し、可能ならば取材を行うことで、メーカーさんが発信した情報よりも質の高い・魅力を高めた情報にすることも可能です。それこそが餅屋がするべき仕事でしょう。

新しいリリース情報に限らず、昨今頻繁に行われるゲーム関連のイベントを網羅した週間予定・月間予定を作ってゲームユーザーに活用してもらうのはどうでしょう?電子書籍を購入されている方には、カレンダー機能にインポート出来れば喜ばれるのではないでしょうか。。。。(既にそのようなサービスが展開されていたらごめんなさい)。。。。情報誌に付加価値を与えれば、それが買い手の好きなゲームに繋がるのであれば、購入意欲を刺激するかも。。。このような方法もあるでしょう。。。

専門性があるのならば、その力をもって道を切り開くことも大切ではないでしょうか。ゲーム雑誌/ゲーム関連情報サービスがニュースリリースの垂れ流し主体・何らかの情報改変を行うのではなく、公正でゲームを楽しむ人たちがもっと楽しくなれる、ゲームを作ってみたい、ゲームライフを豊かにすることが出来る、そういう情報媒体に発展して欲しいです。

最初の よいねー しますか?

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