PS3/PS4/XboxOne FINAL FANTASY 15 感想

FINAL FANTASY 15

¥8800
FINAL FANTASY 15
7

魅力的なキャラクター

7/10

音楽

10/10

映像

9/10

むつかしさ

5/10

操作性

4/10

良い所

  • 音楽がドラマティック
  • FFといえば映像美
  • FF要素を感じさせつつオープンワールド向きの仕組み
  • 緩く本格的に楽しめる遊び
  • 写真が良い

気になるところ

  • 慣れるまでに時間を要する操作性
  • キングスグレイブを見ていないと理解しづらい物語
  • メインシナリオのつくり
  • ローディングが長め

2016年11月に発売されましたファイナルファンタジー15について紹介します。
私はPS4でプレイしました。ゲーム内容についてはハードごとの違いはありませんが、ロード時間や映像表現はハードによって違いがあると思います。

ネタバレはありません。購入の参考に閲覧ください。

ジャンル:RPG
販売元:スクウェア・エニックス
発売日:2016年11月29日
CEROレーティング:「C」(15歳以上対象)
定価:8,800円(税別)(価格は通常パッケージ版)
リンク:公式サイト

●バグ(ゲームプレイ中の面白くも奇妙な映像出力)についての個人的な見解

まず、前提条件として、オープンワールド(プレイヤーが好きなところに自由気ままに行くことが出来る要素)のゲームのバグ取りは非常に大変です。そもそも、プログラムのバグ取りはゲームに限らずかなり面倒かつ大変で時間と労力を必要とします。。。。。その中で、既存の発売されたオープンワールドタイプのゲームでは発売されたに関わらず、物語の進行が出来なくなるバグ、セーブデータが破損するバグというものもあります。私自身もそういう経験があり、そういう重大な不具合に遭遇すると、どれだけ面白いゲームでも遊ぶ気がなくなります。

FF15はそういった不具合を最大限取り払った状態で製品版をリリースしました。
これは素晴らしいことです。

そして、現在起きている奇妙で楽しい表示の問題ですが、私が遊んでいる範囲では1度(チョコボに仲間が直立して乗る)ありましたが、それ以外全く起きていません。拙速な操作をしなければ、概ね自然なFF15の世界が表示されます。そう捉えると、大きな問題ではないように思えるので、今回の感想ではこの不思議な表示の件は判断に含めないこととします。

もちろん、プレイヤーの操作を阻害しない仕組み、激しい操作に耐えうる世界はゲームにおいて大切ではありますが、今回のFF15においては目をつぶっても許されるのではないかと思っています。それにより、メインメンバーの道中が楽しく彩られているとも捉えられますからね。。。。

●ファイナルファンタジーという言葉が意味するもの

以下、過去のエントリを引用します。

私が、子どもの頃に初めて遊んだファイナルファンタジーは3でした。
このブログをある程度閲覧されている方々でしたらお分かりですが、子どもの頃に触れたコンピューターゲームは、自分の妄想を解き放ち自身の自由を約束してくれる世界でした。それは、私にとっての最後の理想郷でした。

それから時間が流れる中で、ファイナルファンタジーは様々な姿に変わり、それに戸惑うこともありましたが、それでも私の中で『最後の理想郷』がそこにあると感じることが出来るのならば、それはファイナルファンタジーだと感じて来ました。私にとって、ファイナルファンタジーは生きる時代によって変化する概念になっています。(KINGSGLAIVE FINAL FANTASY15 感想より引用)

ドラゴンクエストがシステムを含め不変性を持つものだとしたら、ファイナルファンタジーはその時代ごとの感性が生きるゲームなのでは?と思っています。そこに、物語だったり、象徴的なシステム(魔法、クリスタル、召喚獣)が組み合わさって、ファイナルファンタジーとなると。

今回のFF15で印象的だったのは、クリスタルと召喚獣です。それらが明確に存在感を持ったことで、今回のファイナルファンタジーはファイナルファンタジーなのではないかと思いました。実際物語を遊ぶと、先に挙げた2つの存在感が出てくると思います。

●オープンワールドに近付くFF

これは今さらの話ではなく、オンラインゲームとして確立しているFFシリーズもあります。
また、過去を振り返ればFF12もオープンワールドのような雰囲気を感じさせる作りではありました。そして、今回も様々な試行錯誤をしてオープンワールドのような世界をゲーム内に作り出しているのですが、いかんせん様々な部分でボリュームを求めてしまった感じはあります。

それだけ今回FF15を作られた方々が求めたものが大きかったのでしょうが、一本のゲームとして仕上げることを考えると、バランスが取りづらかったのではないでしょうか。

それが結果的に、遊んでみると様々な部分でFFらしからぬ魅力があるけど、もうちょっとまとまりが欲しかったなと感じる部分に繋がっているような気がします(個人の印象です)。

●そのほか

色々。。。語りたい部分はあるのですが、あまり長い感想を読まれるのも疲れると思うので、そろそろ片づけていきましょう。

音楽は下村さんという私が大好きな作曲家さんが作られているので、非常にツボです。華麗で格好良い音楽を作られる方なのですが、この方がFF15の音楽を作られて本当に良かったと思います。実際、ゲーム内で流れてくると世界に漂う空気感を的確に表現しているように感じられて、感動します。また、ゲーム内で走行する車中ではアイテムを集めると過去のFFシリーズの音楽も楽しめます。それも素晴らしいです。

サブクエストという名目で、物語に影響しない依頼を受けることが出来ますが、様々な形態のものがあり、そのどれも比較的楽しく取り組めます。また、世界中に点在するダンジョンを探検する際はダンジョンの環境上かなりドキドキおっかなびっくりしながら楽しむことができます。ダンジョンをびくびくしながら遊ぶという状況を与えてくれたのは久しぶりです。

イケメン4人旅ではありますが、遊んでいると年頃の男性が色々な思いを抱きながら旅をしていることが分かります。そういう軽いような軽くない雰囲気は確かに感じられる所に好印象でした。

●総評

総評7ですね。それで合っています。
というか、私の心境を的確に数値化してくれて助かります。

やはり問題点として挙げておきたいところが、事前に劇場にて公開された(現在プレイステーションストア等でダウンロードして視聴/Blu-rayを購入しても可)キングスグレイブファイナルファンタジー15などの映像作品を念頭に入れておく必要がある点。これがひとつめです。見なくともゲームを楽しむことが出来ますが、見れば確実に深く楽しめます。その違いが大きいと感じるので問題点として挙げました。

次に。
語られていない部分が多い。クリアしてから「あれ?あれはどうなったの?」「そういえばアレは?」となるのは良くないと思います。ひとつに仕上げることが出来なかったという部分もあるかもしれませんが、一本のフルプライスゲームとして提供されるならば、物語は綺麗な形で仕上げて欲しいです。

ただ、それとは別に、迫力のある戦闘、旅を味わうという演出、何故「旅」にここまで焦点が充てられたのかという表現においてはクリアしたからこそ、意味があると感じています。それを記してしまうとネタバレになりますのでここでは割愛しますが、こういう表現は興味深く感じます。

ファイナルファンタジーはちょこちょこ遊んでいるのですが、近年の中では一番好きなファイナルファンタジーです。それは出来栄えなど関係なく、これが時代を鑑みて、作った方々のファイナルファンタジーを作りたいという挑戦の形だからです。そこに、新しい魅力を加えて、それでもファイナルファンタジーを作りたいという意気込みが感じられたので、好きになりました。そう思えるファイナルファンタジーに出会うのは人生でこれで最後かもしれません。

それでも良いと思えるくらいに、このゲームのことを私は好きです。

購入をおすすめしたい人

  • 自由にゲームの世界を旅したい
  • ちょっとの時間でもゲームで遊びたい
  • ファイナルファンタジーで遊びたい
  • 自分なりに面白さを探し出せる人

8 人がよいねしてくれました

あーにゃ

あーにゃです。テレビゲーム好きが高じて、遊んだゲームソフトの感想を記すことが好きです。子どもがいますので、子どもとゲームの付き合い方に一家言あります。テキスト作成でご依頼ありましたら、メールフォームからお問い合わせください。

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