KINGSGLAIVE FINAL FANTASY15 感想

ネタバレはありません。参考に閲覧ください。

ご注意したいことが数点あります。

  • この映画を鑑賞すると2016年発売予定のFF15を購入したくなる確率が上がります。
  • この映像作品をもろ手をあげて称賛される方の閲覧はお勧めしません。
  • 懐古主義の方の閲覧もお勧めしません。

ファイナルファンタジーに対しての自身の思いを最初に明らかにしておきます。お読みになって、ご理解頂けない方はそこから先の閲覧はおやめください。

私が、子どもの頃に初めて遊んだファイナルファンタジーは3でした。
このブログをある程度閲覧されている方々でしたらお分かりですが、子どもの頃に触れたコンピューターゲームは、自分の妄想を解き放ち自身の自由を約束してくれる世界でした。それは、私にとっての最後の理想郷でした。

それから時間が流れる中で、ファイナルファンタジーは様々な姿に変わり、それに戸惑うこともありましたが、それでも私の中で『最後の理想郷』がそこにあると感じることが出来るのならば、それはファイナルファンタジーだと感じて来ました。私にとって、ファイナルファンタジーは生きる時代によって変化する概念になっています。

最初にお伝えしなければならないこと

ここから先、様々な言葉で飾りながらキングスグレイブFF15を映画館で鑑賞する価値があるということを記すのですが、映画館に足を運ぶという貴重な機会を後悔に変えない為に、最初に私自身が不満を覚えた項目を吐き出しておきます。

演出によって「?」と感じる所がある

映画は、物語・世界・一番伝えたいことを表現する為に形作られる映像作品だと考えているのですが、シーンによっては「これ必要だった?」と感じられるシーンがいくつかあります。また観賞される人を引き込んでくれる登場人物が少ない(多感な方は引き込まれるかもですが)あるいは皆無かもしれません。

動きが激しすぎる

この映像作品の特徴として「魔法」があるのですが、その魔法の影響で戦闘の表現が激しくなると目で追えない速度に達するところもあります。アクション漫画を読んでいると「今、何が起きたか分からなかった。。。」というような表現があるのですが、そういう風に感じられるシーンがちらほら見受けられます。画面酔いになるわけではありませんが、激しい動きが苦手な方の場合少し注意して欲しいです。

ゲーム本編ではない

ゲーム本編が見られるわけではないです。あくまでも映像作品という体なので、この作品で表現されたものがゲーム本編で実装されるか?というのはまた違う話の可能性があります。期待して待っていると残念なことになる可能性もあります。

一部。。。

ま、まあやむを得ない部分ですが、一部声をあてられている方の演技を赦せない人もいると思います。。。。

観賞した後のテンションで気付けるものは以上です。
次はBlu-rayで発売されたら見るかなーなどと考えている方に向けてです。

迫力は劇場に勝てない

なんだかんだ言いまして、ご自宅がハイパーセレブリティ映像作品鑑賞に極上仕様ですというものでない限り、迫力ある表現を楽しむには映画館が良いと思います。ディスクを購入して観賞した時に『ああーっ!これ映画館で見るべきやつだったかー!!』という後悔は出来るだけ減らしたいです。

自宅で楽しむなら要4K環境

もう一点。ディスク化されたとして、この映像を十分に堪能するなら4K以上の映像出力環境の方がよいと感じました。その環境を整えられる方は良いですが、それが難しい方の方が多いと推察します。よって、そこにお金をかけるよりは、映像美と迫力を堪能しやすい映画館の方が良いのではないでしょうか。(最初に提供されるかもしれないディスクが4K対応とは限りませんし)

つまり、鑑賞できるならば、映画館で!!!!!楽しんで欲しいのです!!!!!!!

ネタバレしない範囲内での観賞後感想

では、鑑賞後の感想です。

前述した不満点はありますが、それを飲み込んだ上でですよ。
私の心を押しつぶすくらいの、熱意を感じました。ファイナルファンタジーを作るんだ!という強い熱意です。魔法、クリスタル、登場人物が織りなすドラマティックな展開。。。。現状で出来得る範囲の上を目指す表現。。。。心揺さぶる音楽。。。。そう、ファイナルファンタジーなんです!ファイナルファンタジーの限界を越えたいという挑戦を感じました。

それは試行錯誤の上に成り立つものだと知っていなくてはいけません。
過去ファイナルファンタジーは映像作品で辛酸をなめた。。。というとなんだか悲しくなるので。。。そう、経験値が足りなかったのですよ。。。そういうことにしておきましょう。。。。ですが、それらも含め様々な経験を踏まえ、知識を得、こうして、ファイナルファンタジー15の世界を表現するひとつの形が顕現したのではないかと考えます。

熱意は、ただあるだけでは形になりません。
それを如何に形にするかにかかっています。
ですが、今現在、その形にするエネルギーの不足やネガティブな問題に足を取られることが多く、熱意はあれども形は成せない。。。そういう状況のモノがそこかしこに作られています(自分自身に向かって書いています)。それが評価をされず、なじられることもあります。ですが、形にするんだという意志と力のもとに成されたことは、トータルとしての評価はどうであれ、人をある程度突き動かし、勇気を与え、心を豊かにしてくれます。

書くだけならばたやすいですが、現実的に考えると簡単な話ではありません。
それが叶わないことを卑下したりもしません。仕方がなかったんだ。仕方がなかったんだ。そうやって、そっと燃える心に蓋をするだけでした。それでも、何か劇的な奇跡を待っていました。

この映像作品が、奇跡の始まりになるかは分かりません。
ですが、切り開かれた先端を垣間見たような気がするのです。その先はどうなるか分からないけれど、もしかするとファイナルファンタジー15は、私が待っていたファイナルファンタジーかもしれない。。。と。私が現実では満足できていない『つくりたい方々が追い求めた幻想の答え』がやってくるのではないか?そう感じさせてくれた映像作品でした。

そう考えると、最後のスタッフロールを眺めている時に涙がつたいました。
関わられた方々の挑戦への感動の涙でした。

映画としては満足できないかもしれません。
映像作品としても満足できないかもしれません。
ですが、この作品は強い意志を以て、挑戦しています。
事前情報はあまり必要ありません。ゲームを知っている必要もありません。気になる方は、映画館で鑑賞されて欲しい。それだけです。

リンク:KINGSGLAIVE FINAL FANTASY15公式

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