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fuchsia-フクシア-第一回届け先送金完了

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本日、フクシアに集まりました一回目の目標金額を届け先である
大槌臨学舎に送金しました。写真はその時の証明になります。
週末送金になりましたので、手続きの都合週明け火曜日の完了になるかと
思われましたが、届け先から本日メールを頂きましたので、そちらも
転載して報告とさせて頂きます。

福間 茜様

NPOカタリバ堂道と申します。
このたびは、大槌臨学舎プレハブ校舎へご寄付を頂きありがとうございました。

12/21に50,000円のご入金を確認させて頂きました。
子どもたちへ学ぶ機会を与えてくださったこと、
心よりお礼申し上げます。

また、メッセージを頂きありがとうございました。
>インターネット利用者有志により集まったお金です。
授業に必要なものを整えるのにご利用ください。代理として振り込ませて頂きます。

このたびはご寄付を呼びかけて下さりありがとうございました。
皆様お一人おひとりのお気持ちを胸に、
これからも子どもたちへの教育活動に全力を尽くさせていただきます。

震災から1年を振り返ってメルマガの形で発信した、
代表理事今村のメッセージを下記に共有させて頂きました。
よろしければご覧くださいませ。

引続きどうぞよろしくお願いいたします。

NPOカタリバ
堂道まこ

> > >

 カタリバの今村久美です。

 いつもカタリバのメルマガをお読みいただき、
 ありがとうございます。

 そして、ごぶさたしてしまっている方も、
 多くいらっしゃると思います。

 私は震災以降、宮城・岩手と東京を
 行ったり来たりしながら、生活をしていました。

 昨年夏までは避難所で寝泊りしながら、
 今は岩手県大槌町のシェアハウスで皆と暮らしています。
 コラボ・スクールを立上げるため走り回ってきて、
 先週ようやく、中学3年生の高校受験が終わりました。

 発表まで、生徒全員の「合格!」を祈って、
 ドキドキしながら過ごしています。

 この1年間、被災地で子どもたちと接してきて、
 嬉しかったことがあったので、皆さんに共有させてもらいますね。

 それは、目をキラキラと輝かせながら、将来の夢を話してくれる
 子どもたちに、たくさん出会えたことです。

= = = = = = =

 私たちが立ち上げた「コラボ・スクール」は、
 被災地で、勉強する場所を奪われた子どもたちに、
 学習指導をする、放課後の学校です。

http://sfml.jp/?c=39903&o=00Q10000005qTzyEAE&v=988fec74

 なぜ私は、東北に行こうと思ったか?

 もちろん、「可哀想な子どもたちのために何かしたい」
 という想いもありました。でも、一番の動機は、

 「この被災地で、たくさんのものを失った子どもたちの中から、
  10年後に日本を支えるイノベーターが、
  生まれてきやすいのではないか?」

 そう考えたからです。

 たしかに、震災による悲しみは、
 子どもたちにとって、抗えない現実です。

 私が今、大槌臨学舎で受けもっているクラスでも
 26人中7人の生徒が親を失いました。

 ふとしたことで、家族の話題になると、
 目に涙を浮かべる子どもが、今もいます。

= = = = = = =

 でも、その悲しみに向き合うのが、彼らの課題でもあります。

 この現実を受け入れて、自分自身で乗り越えていく。

 そのために私たち大人ができるのは、
 彼らに寄り添って、“悲しみ”を“強さ”に変えるための
 学習機会をつくってあげることです。

 私たちは、コラボ・スクールで「勉強」を教えています。

 「何をやろうとしても、力が出ない・・」

 震災後は、そんな風に落ち込んだ子どももいました。

 彼らが、勉強を通じて「できることが増えた!」
 「昨日の自分より、一歩前に進んだ」

 そう実感することで、意欲が回復してきている。
 学ぶことが、心のケアにもなっているんだと感じます。

= = = = = = =

 私が今いる大槌臨学舎で、親御さんたちから
 喜ばれていることがあって、それは、

 全国からボランティアさんが1週間単位で来てくれて、
 代わるがわる勉強をサポートしてくれることです。

 生徒たちは、「はじめまして」「ありがとう」、そして
 「さようなら」を、たぶん日本で一番多く言う子どもでしょう。

 コミュニケーション能力は、確実に育っているし、
 なにより、震災前なら出会うことのなかった職業の方々、
 大学生たちと勉強の合間に話すことで、

 これまでは身近でなかった、広い世界を見通しながら、
 大きな未来を、思い描きやすい環境が整ってきています。

 子どもたちが、震災の悲しみを乗り越えるのに伴走し、
 かつては与えられなかったチャンスを提供することで、

 感謝の気持ちと明るさ、そして力強さを持って、
 新しいことに挑戦する人が、この地から生まれるだろう。

 そんな思いは、彼らの語ってくれる将来の夢を
 聞いて、強くなりつつあります。

= = = = = = =

「避難所でやさしく励ましてくれた看護師さん
 みたいに、将来なりたい」

「福祉の仕事でお年寄りの方々のために働きたい」

「前は保育士になりたかったけど、病院で働く姿がかっこよくて、
 震災後、薬剤師を目指すことにしました」

「女川町はこのままではいけない。
 自分が女川町を支えられる人間になりたい。」

「ここで集中して勉強して、消防士になる夢を叶えたい」

 日本中と比較しても、公共心を持って職業選択を
 目指す子どもたちが、本当に多くいます。

 私のクラスでも、看護師志望が半分で、
 福祉の仕事が1/4、自衛隊希望者も2人います。

 “主体性”、そして“公共心”をもった子どもたちが
 育っていること。

 この事実は、とてつもない被害と悲しみをもたらした
 震災の「希望」とも言える一面かもしれません。

= = = = = = =

 実はこれを始めた当時、「この活動は3年間をめどに
 終わりにしてもよいのではないか」と思っていました。

 子どもたちが奪われた“学ぶ場”を確保して、
 失業した地元の塾の先生たちに、“雇用”を提供する。

 地元の方々の独立を支援して、私たちは徐々に
 手を引いていけばよいのではないか、と。

 でも今、行政や学校、地域の方々、そして全国から集まった
 ボランティア、遠くから見守る寄付者の皆様など、
 さまざまな立場の人たちの力がコラボレーションして、
 今までになかった、新しい教育のカタチが生まれようとしています。

 被災地に限らず、この日本では“ナナメの関係”は
 不足しています。子どもたちが希望をもって
 未来をかたち創るための環境も、十分とは言えません。

 このコラボ・スクールは、そんな日本、特に同じ過疎地に、
 新しい教育のモデルを提示できるのではないか?

 そんな可能性に、胸をワクワクさせています。

= = = = = = =

 生徒たちが震災という悲しい体験を“チャンス”に変え、
 たくましく育っているのを目の当たりにするなかで、

 「子どもたちを支える機能さえあれば、
  この東北から、誰よりも強く、そして優しい
  未来のリーダーが生まれるはず」

 この1年間、信じてきたことが、少しずつ
 現実へとなりつつある手ごたえを感じています。

 資金や人材など、現実的な問題はたくさんありますが、
 私は、このコラボ・スクールを3年以上続けたい。

 今は、そう思っています。

= = = = = = =

 もちろん、これはカタリバだけでは、できません。

 大事なのは、たくさんの大人たちが少しずつでも
 教育に関わってくれるように、
 “居場所”と“出番”を用意すること。

 ボランティア、寄付、そしてさまざまな形での連携。

 これまでたくさんの方々に関わっていただき、
 ありがとうございました。

 これを読んで興味をもった方は、ぜひWebをみて、
 あなたなりの関わり方を考えてみていただければ嬉しいです。

【一人ひとりが参加してできた、被災地の放課後学校】
 http://sfml.jp/?c=39902&o=00Q10000005qTzyEAE&v=187ffb6b

 それでは、長文にお付き合いいただき、
 ありがとうございました。

 今後ともコラボ・スクールを、そしてNPOカタリバを
 どうぞよろしくお願いいたします。

 今村久美 ~岩手県大槌町より~

 P.S.

 3月11日。皆さまはどのように過ごされましたか。

 私は大槌町で、海岸供養に参列しました。

 いろんな宗派のお坊さんのお経とともに、
 お花を海にお供えしました

 この1年間、本当にたくさんの方々に応援して
 いただきました。ご寄付いただいた方など、
 遠く離れた皆さまの分を、献花しました。

 ※写真→ http://sfml.jp/?c=39904&o=00Q10000005qTzyEAE&v=acbd85ab

~サポーターとしてご支援ください~

  あなたの月1000円で、子どもたち・若者に
  “未来を創る”教育機会を届けられます。
  http://www.katariba.net/donation/9370.html

・‥教室に社会を運ぶ…─*・‥…─*・‥…─*・‥…─*
特定非営利活動法人NPOカタリバ
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3-66-3
高円寺コモンズ203
Tel: 03-5327-5667  Fax: 020-4665-3239
http://www.katariba.net/
・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥…─*・
■津波で、家や塾を流された子どもたちのために ■
被災地の放課後学校 「コラボ・スクール」
http://www.collabo-school.net/・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥…─*・

今回届けさせて頂いたことにより、カタリバさんを経由する形で大槌臨学舎さんからは
定期的にメールが届くことになると思います。カタリバさんからのメールは
このフクシアを通して公開していきます。転載をやめてほしいという通知を
頂いた時はこの限りではありませんので了承ください。

転載しましたメールにあります通り、今回はフクシアの名義は出さず
私個人はインターネット利用者の代理という形で届けたという申し出を
させてもらいました。これは、私がフクシアの形をアピールしたいと
思っていない為です。賛同頂ける人は、いつでも誰でもこの形式を真似して
活用してほしいです。(悪用するのはやめてください)

さて、今回上記画像をご覧になってお気づきかと思いますが
送金手数料に800円ほどかかっています。これは窓口申請をした為です。
私は通帳が万が一盗難にあっても、お金を引き出しにくいように
窓口でしかお金を引き出せないようにしています。そのためATMを利用するための
カードも作成していません。これにより手数料が通常よりもかかっています。
この料金については私個人のお金から補充をおこないます。補充が行われましたら
このサイトにてまた通帳明細の公開を行いますのでよろしくお願いします。

震災2年目を前に初回の送金完了が出来たことは非常にうれしいです。
特に宣伝も、アピールもしていないこのサイトを通販の折に利用し、
ひと手間頂いているみなさんのおかげです。というか、みなさんのおかげで
しかお金は溜まらない仕組みなので、この成果はフクシアを利用されている
みなさんの成果です。

フクシアの活動に終わりはありません。日本で幸せなことに自然災害が
少なく影響もそれほど大きくなければ、世界を視野にして必要な場所に溜まったお金は
届けていきます。これからも続いていくことになりますので、どうかよろしくお願いします。